版画の技法は大きく分けて4種類あります。
◎凸版
版面から突き出ているところに絵具を付け印刷する技法で、版画の技法としては古くから主流として発展してきました。代表的なものに木版画があり、はっきりした輪郭が特徴です。
◎凹版
銅版画に代表されるように、金属板に直接傷を付けたり、薬品によって腐食さした溝に絵具を詰め、紙に強くプレスすることにより印刷する技法です。非常に細かな線を表現できる事がこの技法の特徴です。エッチングもこの技法のひとつです。
◎平板
水と油の相反する作用を応用した技法で、薬品によって処理することにより、板に絵具の付着する部分と付着しない部分を作り、刷り上げます。直接版に筆やペンで描くことができ、絵画的な表現が得られやすいのが特徴です。石版画(リトグラフ)がこれにあたりますが、最近では、亜鉛板やアルミニウム板が代用されています。
◎孔版画
紙や布などの細かい隙間から絵具を通過させ刷り上げる方法でシルクスクリーン(セリグラフ)がこれにあたります。色の付着が容易な為、強い色調の表現に優れています。
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